2023年3月1日放送のひるおびで、食品ロス削減 について紹介されました!
食品ロス削減といえば、すごく大きな問題のように思いますが、ひるおびで特集されていた方法を使えば、消費者にとっても安く食品が手に入って嬉しいし、製造者や販売者にとっても、廃棄が少なくなって嬉しいですよね。
今回、ひるおびでは、二つのサービスが紹介されていましたのでまとめています。
- アプリ「TABETE」を使って商品を安く買う
- ロスゼロ不定期便で、規格外や季節商品、賞味期限が近い商品などを福袋形式で買う
アプリ「TABETE」で食品ロス削減
食品ロスを削減するために、アプリを使って、お店と消費者を繋いでくれるサービスがあります。
それが「TABETE」です。
アプリ「TABETE」を使った例
安く買いたい消費者と、余った食品を売りたいお店とを繋ぐ、フードシェアリングアプリ「ATBETE」を紹介。
スーパーの割引商品とか、パン屋さんなども閉店間際に割引されていますよね。
そういうものが、このアプリでまとめられているんです。
<例>
・パン屋さんのパンの詰め合わせ 1000円→680円
・スーパー(KIRIMOYA)の福島から取り寄せた麺やスープが通常の3割引き
・和菓子店(福どら住吉本店)のどらやきなどの販売店では、どらやきの皮を販売
利用方法は、アプリ内で決済(クレジットカードなど)し、予約した引き取り時間にお店に行って、アプリの画面を見せて、商品を受け取ります。
アプリ「TABETE」で高級ホテル料理が安く食べれる
アプリ「TABETE」に登録してる店舗には、高級ホテルも含まれます。
東京港区にある、ホテルザセレスティン東京芝では、朝食バイキング(3100円)で提供した残りを、お弁当として600円で販売しています。
パンは詰め合わせにして500円で売っています。
ホテルとしては、朝食バイキングの終了間際になると、料理の追加を少なくしてたのですが、このフードシェアリングアプリ「TABETE」を使うようになって、余った料理お弁当にして販売することで、朝食バイキングの質を落とさず提供できるようになったと言います。
バイキングのデメリットをうまく活用したんですね!なるほど~。
消費者としても、美味しいホテルの料理を手軽にお弁当として食べれるのは嬉しいですよね。
消費者と企業の思いが一致して、どちらも嬉しいサービスだと思いました。
ロスゼロ不定期便で食品ロス削減
ロスゼロ不定期便は、2ヶ月に一度何が送られてくるかわからない、ワクワク感が楽しめる、福袋のようなサブスクです。
規格外の商品や、賞味期限間近の商品など約1万円ぶんの食品が、半額の5000円で届きます。
しかも送料が無料です。
番組で取り寄せた箱の中身はこちら
- クリスマスなどの季節商品のお菓子
- ナッツ
- お茶
- レトルト食品
- ぜんざい
- ドレッシング
- だし醤油
- カステラの切れ端
- デザート
ひと箱に今回は、22商品入っていました!
規格外とか賞味期限が近いものって書いてあったんですが、箱が少しへこんでいるだけとか、季節商品だからとか、商品内容にはあまり関係ないものも多く含まれていました。
一回で3~5 kg の食品ロスを軽減できるそうです。
この取り組みでこれまでに、50トンの削減にを実現しているということで、興味深いですね!
ロスゼロ代表の文美月さんが、食品ロスについてこのように語っていました。
「作り手の方の中でも、あえてロスを出したいわけでは決してなくて、作った限りはやっぱりどなたかに食べて頂きたいと思っているし、廃棄になった場合はそこにもコストがかかってしまうので、いいことがないんです。メーカーさんや食べ手の方など、みんなが win-win になったらいいなと思っています」
この商品は、ただただダンボールにパック詰めをしただけではなく、なぜロスになったかなど、購入者さんに納得して食べてもらうよう、お手紙が入っています。
食品ロスという大きな問題としてではなく、食べて少し貢献できるという参加意識ができてうれしいという声が届いているそうです。
まとめ
食品ロスという問題に、身構えて取り組むのではなく、消費者としてもメリットがあって、身近に活用できるサービスがあったんですね。
アプリの方は、地域によって、登録がまだまだ少ないところもあるかもしれないですが、この取り組みが広がれば今後様々な場所で使えるようになりそうですね。
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