2023年9月11日のあさイチで、HSPのチェックリストが紹介されました。
教えてくれたのは、精神科医の清水栄司さんです。
HSPチェックリスト
HSPチェックリストは、ホームページで公開されています。
HSPの研究をしている心理学者の飯村周平さんが作成した尺度です。
そちらの方が詳しいので、ぜひ見てみてください→あさイチのホームページ
抜粋したものがこちらです。
この10項目を、1から7まで程度をつけていきます。
1)全く当てはまらない2)ほとんど当てはまらない3)あまり当てはまらない4)どちらとも言えない5)やや当てはまる6)かなり当てはまる7)非常に当てはまる
- 生活に変化があると混乱しますか?
- 強い刺激に圧倒されやすいですか?
- 他人の気分に左右されますか?
- 短時間にしなければならないことが多いとオロオロしますか?
- 競争場面や見られていると緊張や動揺のあまりいつもの力を発揮できなくなりますか?
- 大きな音や雑然とした光景のような強い刺激が煩わしいですか?
- 大きな音で不快になりますか?
- 明るい光や強い匂い、ゴワゴワした布地、近くのサイレンの音などにゾッとしやすいですか?
- 微細で繊細な香り・味・音・芸術作品などを好みますか?
- 美術や音楽に深く感動しますか?
平均値
5.2点以上→HSP気質が高
3.0~5.1点以下→HSP気質が中
2.9点以下→HSP気質が低
気質が高い低いでいいとか悪いとかはありません。
自分の特性を理解して、日常が少しでも楽に生活できるように活用したいですね。
HSPってどんな特徴があるの?
HSPとは、とても繊細で敏感な人(Highly Sensitive Person)を指す方の心理学用語です。
心理学者エレイン・アーロン博士によって定義されて、病気ではなく気質をあらわす言葉です。
5人に1人いると言われています。
特徴としてはこちらです。
- 他人の感情に左右される。
- 大きな音や光で不快になる。
- マルチタスクが苦手
共感はだれにでおもある感情だとは思いますが、まともに受け取ってつらくなってしまう方もいらっしゃいます。
例えば、テレビで放送された内容や、有名人の悲しい出来事など、共感しすぎてつらくなってしまうということです。
日常生活では、怒られている人を見るのが怖いということもあると番組では伝えていました。
また、人込みでは、すれ違い寸前に声が入ってきたり、洋服や表情、動きなどが全部情報として入ってきて、感じ取ってしまって大変です。
人の感情に圧倒されてしまうんですね。
悪い面ばかりにフォーカスが当たりやすいですが、繊細ということは、よい環境であれば、よい環境の影響を受けやすいという側面もあります。
また、美術や音楽に深く感動することもできます。
まとめ
HSPのチェックリストと特徴をまとめました。
特性を把握して、生活のしずらい部分があったら、その部分に関する対処をするのがよさそうですね。
対処法についてはこちら→あさイチでHSP対処法のやり方を串崎真志さんが紹介!セブンイレブン法の呼吸法・気持ちのバリア
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